ウマラボ 理論とフィーリングのケイバ研究

【予想】そろそろ荒れてきた福島 ラジオNIKKEI賞

開幕週は好時計がでていましたが、福島の馬場は荒れ始めているようです。ローカル開催は馬場の劣化が顕著に表れるので注意しなくてはなりません。内に閉じ込められても苦戦しそうだし、外を回りすぎると届かなそうです。

普通に考えれば、同コースの古馬相手の1000万を好時計で快勝しているクランエンブレムが中心でしょう。先行力もあり終いもしっかりしています。ただ、34秒台の前半の脚を使って勝っているように、速い上がりのレースを得意としている印象を受けます。そこが荒れ始めた福島でどうでしょうか。案外凡走もありではないかと思ってしまいます。

イクスキューズも人気の一角でしょうけれど、実質トップハンデであるのと、締まったペースになりそうなここは人気ほど信用できないです。クイーンCで見せたようにどちらかというとスローで先行して脚をためるタイプです。この条件はあまり得意ではないのではないでしょうか。逃げられればいいですけど。

ロックドゥカンプも過剰人気。ハンデが軽く底が割れていませんし、南半球産のマル外となれば、それだけで買いたい気がしますが、冷静に考えてみると前走はかなりレベルが低いです。これなら違う馬を買ったほうがいいです。

買いたいのはあまり速い脚はないけれど、平均ペースで強そうな馬です。そういう基準で選らんで見ました。

推奨馬:
バブルウイズアラン
ハイソサエティー
ムラマサノヨートー
スクリーンヒーロー


【予想】差し脚が生きる馬場 函館スプリントS

函館は馬場の劣化が激しい競馬場です。例年2週目あたりからかなり悪くなります。今年は比較的よいほうだと思いますが、もう3週目なのでこの傾向を見過ごすわけにはいきません。馬場悪化の影響を最も受けるのが1200mで、常に先行馬には厳しい展開になります。低級条件だと人気の先行馬が失速して、なんだかわからない馬が追い込んでくるという光景がよくみられます。G3のこのレースでも、先行馬には厳しい流れとなり、過去に先行して好走しているのは実績のある人気馬だけです。

今年は実績のある先行馬がいませんので、差し馬から選らびます。軸は去年勝ったビーナスラインでいいともいます。1600mだと誰でも速い脚が使えてしまうので、この馬の差し脚は生きてこないですが、短距離であれば前の馬が失速する中突き抜けることができます。特に平坦にはかなりの適正があるので、ここでは好勝負です。

他も差し馬から選びたいのですが臭いのが一杯いますね。タマモホットプレイ、アグネスラズベリ、リキアイタイカン、エイシンツルギザン、ブラックバースピンあたり。アグネスとブラックは前走上手く乗って好走したので、人気だし今回は同じような競馬ができないと考えて切ることにします。先行馬はサープラスシンガーもアンバージャックもアドマイヤホクトも買いたくないので、岩田騎乗のワイルドシャウトあたりを狙ってみようかと思います。

かなり人気薄ばかりなので、信用しないでください。

推奨馬:
ビーナスライン
タマモホットプレイ
リキアイタイカン
エイシンツルギザン
ワイルドシャウト


【反省】君は宇宙を見たか? 宝塚記念

ペースが厳しすぎるのと、馬場悪化で内が悪くなったので、外の差し馬にとって有利な展開となりましたが、全体的には総合力が問われる好レースだったと思います。4コーナー回ったところで自分の推奨馬4頭が並んで先頭に立ったところでは、一瞬宇宙を見た気がしました。

ウオッカは残念なことにかかり通しでまともなレースができませんでした。外にも出せず内から早め先頭で見せ場は作りましたが、これだけ噛み合わないレースをしてしまってはしょうがないでしょうか。ただ、ウオッカにはディープインパクトにない力強さや成長力を感じます。最初から完成されていたディープインパクトは常にある種の危うさが伴っていたと感じていました。絶対的な能力がそれをカモフラージュしましたが、使えば使うほどパフォーマンスが落ちるのではないかという懸念を常に感じていました。今でも最高のパフォーマンスを見せたのはやはり皐月賞・ダービーの時だったと思います。反対にウオッカはこれでさらに強くなるという印象を受けます。負けて強くなる、これがブライアンズタイムの血のような気がします。父のタニノギムレットだって絶対的な能力があったのに関わらず、皐月賞、NHKマイルCで負けました。マヤノトップガンだって同じ歳のこの時期には1勝馬だったのですから。

アドマイヤムーンに足元をすくわれましたが、メイショウサムソンは確実に一番強いレースをしました。今年は自分から動く形が定着していい感じです。凱旋門でもそういうレースを期待します。アドマイヤムーンも岩田が何とかうまく乗りました。もう少し遅く仕掛けてたほうがいいかと思いましたが、なんとかねじ伏せました。ここら辺が地方出身の自力なんでしょうか。クラシックでは歯が立たなかったサムソンを負かすわけですから成長したと思います。カワカミプリンセスも早仕掛けで見せ場を作りました。差し有利な展開で牡馬相手に先行して6着まで粘るのだから、雨が降らなかったら3着はあったのではないかと思います。それなりには強いですが、牝馬相手ばかりだった去年とは勝手が違うようで、この辺が限界かもしれません。

ポップロックも馬場、展開が味方して3着。4,5着もそんな感じの人気薄アドマイヤフジ、ファストタテヤマ。3着候補にこの3頭を買っていたのですが、人気の馬が来てしまい馬券的にはちょっと残念でした。


【予想】春競馬を締めくくるのはどの馬? 宝塚記念

春競馬の総決算の宝塚記念ですが、いいメンバーがそろいました。好レースが期待できます。逃げるのはアドマイヤメインとして、先行しそうな馬がかなりいます。マイソールサウンド、インティライミ、ダイワメジャー、シャドウゲイト、アサクサキングス、コスモバルク、メイショウサムソン、ローエングリンあたりです。これはちょっとペースが落ち着くという展開になるというのは考えずらいです。

先行馬の軸はやはりメイショウサムソンだと思います。今年になってから自分から動く競馬をするようになりました。今回も石橋がそのような競馬をすると思います。ダイワメジャーのほうがやや前の位置取りでしょうから、まずこれに並びかけるように早めに仕掛けてくるのではないでしょうか?

3コーナー過ぎからサムソンが仕掛ければ、他の馬も動くと思います。しかし、早めに並びかけられてしまう先行馬にとっては厳しいレースとなりそうです。展開的にはそれより後ろの馬に有利に働くのではないかと思います。サムソンはこれが自分の競馬ですから、先行馬のなかではやはりサムソンでしょう。

後ろから競馬する馬で有力どころなのは、スウィフトカレント、ウオッカ、ポップロック、アドマイヤムーン、カワカミプリンセス、アドマイヤフジ、トウカイトリックあたりでしょうか。スウィフトカレントは距離が若干長い、ポップロックは距離が若干短い、トウカイトリックも距離が若干短いという気がしていますので、軽視でいいかと思っています。アドマイヤフジも逃げるとか追い込むとか極端な競馬でもしない限りちょっと実力的に厳しいでしょう。

ウオッカはコンスタントに33秒台で上がる足が脅威的だと思っています。距離伸びてどうかと思ったダービーでも史上最速の上がりです。さすがにペースの上がりそうな今回は勝手が違うかもしれませんが、普通に考えると一番強いのではないかと思えてなりません。

ダービーの走破タイムと目黒記念のタイム差は6.9秒です。もしウオッカがダービーのゴール後あと100m走って目黒記念と同じ距離を走ったとしても、あと100mを7秒で走るのは簡単なことだったように思えます。しかも前半は目黒記念のほうが速いでしょうから、ダービーの時点でポップロックよりはすでに上だったと言えます。まして今回はさらに斤量に開きが生じていますので、かなり有利なのではないでしょうか?ただ、今回は内を突く戦法だと失速する先行馬をさばかなければなりませんので、外を回したほうがよいと思います。勝負どころで四位が外に出せるかがキーとなるでしょう。

アドマイヤムーンは器用な馬であり武豊騎乗というのもありで、今までどういうレースでも崩れなかったのですが、根本的にはスローの差し馬だと思います。しかも速い時計よりはやや時計が掛かるほうが得意です。今の高速馬場もペースが上がるのもすごく得意というわけではないと思います。そこで今回は岩田騎乗。やや仕掛けが早めになるのではないかという気がします。じっくり乗ってくれればチャンスがある思いますが、そのへんがどうでしょうか。安定して力を出すので、有力であるのはまちがいないでしょうが…

カワカミプリンセス。もし終わった馬でなければ今回が勝負です。前走も33.7という自己最速の上がりで上がっていても10着。レース・展開が合わなかったという他ありません。決め手というよりは持続力比べに強いタイプですから、今回は前回より確実に向きます。頭まではないかもしれませんが、狙ってみたいと思っています。

かなりのメンバーがそろったレースです。ぜひ良馬場でやってほしいと思います。

推奨馬:
ウオッカ
メイショウサムソン
アドマイヤムーン
カワカミプリンセス


【反省】調子上向きの武豊 マーメイドS

最近武豊の調子があがってきたと思います。今まではいわゆる武人気の馬で凡走することが多かったと思いますが、最近そういう馬もしっかりと1着に持ってくるようになりました。この日の9レース(1800m)パーフェクトジョイもまさにそんな感じでした。

ディアチャンスはほぼ1800mまでの経験しかないので、ハンデ戦とはいえ2000mの昇級戦で人気を背負っては厳しいと思っていましたが、直線で内を突く経済コースを選択して、外を回った馬を抑えました。内外の馬場差がない今の阪神で馬群がバラける展開であるということが有利に働いていると思います。それはみんなわかっているんだけれど外を回ってしまうというのが、普通なんでしょうけど、そこをしっかりとやるわけです、武豊は。負け惜しみですが、ディアチャンスは他のジョッキーだったら無理だったと思います。

シェルズレイは意外と粘りましたが4着。ここは想定どおりです。サンレイジャスパーとソリッドプラチナムは普通に走ればこんなものだと思います。コスモマーベラスはイマイチわかりません。実力はあると思いますが、やっぱりスローのほうがいいのでしょうか。距離も1800mまでがいいのかもしれません。あと、自分の見ていた限りでは、この日の安勝はかなりダメだったと思います。安勝の調子は武と反比例なんでしょうか。

ショウナンパントルはやっぱりダメでした。無謀でした。


【予想】例によって混戦 マーメイドS

エアグルーヴを筆頭に過去にはG1で好走していた馬が勝ち馬に名を連ねるレースですが、今年は(去年もですが…)メンバー的には小粒です。つまり軸になる馬がいないので難解。今現在、前売りオッズでシェルズレイが一番人気なあたり、みなさんの馬券にも迷いが見えます。牝馬限定のG3は最近こんな感じでいつも混戦です。

さて、シェルズレイですが、週半ばまではいいと思っていました。イマイチなメンバーの開幕週のレースであれば逃げる馬が有利であるのは間違いないです。ただ、一番人気ってないんではないでしょうか?逃げているけどこの馬中心のレースになりますから、厳しくなります。これで勝てるほど実力が抜けているとも思えないです。

あと1800mベストの馬が多い気がします。スプリングドリュー、ライラプス、ディアチャンス、コスモマーベラスあたり。それよりはサンレイジャスパーを狙いたいと思います。最近は結果が出ていませんでしたが、去年2着のレースだし夏場は調子がよさそうなので、復活にかけてみます。鞍上もいいし。相手には実用馬のコスモマーベラスと去年勝ったソリッドプラチナム。

あとは超人気薄のショウナンパントルあたりが気になります。

推奨馬:
サンレイジャスパー
コスモマーベラス
ソリッドプラチナム
ショウナンパントル


【反省】いい馬、いい騎乗 CBC賞

馬券ははずしましたが、予想で書いたとおりブラックバースピンがいい馬であることが証明できてうれしいです。ただ、今回は内を突いて真ん中から突き抜けるという四位の好騎乗にもかなり助けられたと思います。閉幕週の最終日の重馬場ですから外を回ったほうが有利かと思いますが、ジョッキーもみんなそう考えたらしく、みんなで外を回りました。結局それほど外を回らなかった馬が上位に来ています。みんなと同じことをしていたらだめということでしょう。

ブラックバースピンは1200mベストというわけではないと思いますが、G1を目指すとしたら1600mは無理なので、1200mしかありませんから、今後は1200mを中心に使われていくのかもしれません。ただスピードに溢れているという感じでもないので、超高速馬場は向かないでしょう。

ナカヤマパラダイス。新潟の直線1000mはよくダート馬が激走するので、ここで勝ったということは完全にダート馬だと思っていました。今回も馬場が悪化してダート馬でも走れる状態だったのでしょうか。アグネスラズベリは内を突いたのがよかったです。角田も最近やりますね。昔はいつも外だったのですけど。

期待したペールギュント、タガノバスティーユは外を回って届かず、フサイチリシャールにいたっては全くダメでした。リシャールは合うと思ったのですが…